「今新しき光の中に」―書籍案内―

今新しき光の中に

今、平和が脅かされ、平和憲法と人々のしあわせが、危機に直面しているとき、千代子の壮絶な生涯に光りをあて、現代に引き継ぐものが何かを、皆さんと共に考え、行動していきたいと考えます。
 戦前、治安維持法という稀代の悪法の下、日本がまさに暗黒と戦争への道に踏み込んでいた時代、1935年(昭和10年)、 高女時代の恩師であった土屋文明は、「こころざしつつたふれし少女よ新しき光の中におきて思はむ」「高き世をただめざす 少女等ここに見れば伊藤千代子がことぞかなしき」と詠み、後世に伝えてくれました。
  私たちは、さまざまな曲折を経て、1997年7月21日生誕地諏訪に顕彰碑を建立しました。顕彰碑建立の大きな動因となったのは、 藤森明さんの著書『こころざしいまに生きて』(学習の友社)でありました。作者は、郷土の民衆史研究家で、足を使い史実を調べ上げ、伊藤千代子の不屈の青春とその時代を感動的に描きました。
  碑建立、建立以後については、記念誌『今、新しき光の中へ』(1)(2)(3)号を発行して、顕彰運動を記録し、 同時に千代子研究の到達点・進展の状況を記録してきました。 
 ここでは、以上の書目の内容を紹介し、運動の概要をご理解いただくとともに、入手方法などを紹介しています>

書籍案内


『こころざし いまに生きて』 藤森 明著

目次

本の表紙 藤森明著「こころざしいまに生きて」 はじめに ………………………………………… 1
1 生いたちと出会い ………………………………… 7
  ・生地の諏訪というところ ・千代子の境遇
  ・転校した小学校の熱気
2 目覚めとまわり道 …………………………………………… 14
  ・白樺派とアララギ派のはざまで ・歌人教師の土屋文明に学ぶ
  ・代用教員から仙台への転出
3 「知は力」の活動と結婚 ……………………………………… 26
  ・進学と塩沢富美子との出会い ・「社研」活動の先頭に立つ 
  ・革新の高まる諏訪と千代子 ・結婚と覚悟した弾圧
4 獄中での千代子とその死 ……………………………………… 41
  ・連行される千代子の沈着さ ・拷問と虐待に抗して 
  ・千代子の発病と最期 
5 千代子の死因をめぐって ……………………………………… 54
  ・面会した千代子の身内は ・獄中の同志が千代子を伝える
  ・生と死を分けたもの
6 その遺志を継ぐものたち ……………………………………… 66
  ・無言の千代子 故里にかえる ・千代子の死を悼む労働者たち
  ・「千代子がこと」を詠む
7 死してなお生きて ……………………………………………… 83
  ・最後の学費のゆくえと山本懸蔵 ・代議士初当選に「千代子」出現
  ・千代子を語る人びとはいま
8 千代子よ永遠なれ ……………………………………………… 95
  あとがき ……………………………………………………… 100
  *伊藤千代子関係略年譜 …………………………………… 104
  *参考文献 …………………………………………………… 109
  *墓地案内図 ………………………………………………… 111

伊藤千代子記念誌 目次概要

―『今、新しき光の中へ』  1・2・3号―

第1号―『今、新しき光の中へ』 1号・2号合併誌―

本の表紙 記念誌「今、新しき光の中へ」第1号第2号合併誌
《口絵写真》………………………………………… 1
 *石垣と紅葉を植えて環境整備が完了 *除幕式にて
 *建立記念祝賀会 *環境整備が完了した碑の前にて
 *伊藤千代子顕彰の碑文 *顕彰碑背面=土屋文明の三首

《第1部 記念式典レポート》………………………………………… 5
 *あいさつ等 ・‘97年7月21日 碑除幕 顕彰碑建つ 
  ・笠原市長のメッセージ ・あいさつ=伊藤善知さん 広井暢子さん
  ・設計デザイナー横沢さん 碑について語る 

《第2部 建立の歩み》………………………………………………… 23
 *出版記念「伊藤千代子を語る会」盛大に ・〈出版によせて〉
  笠原ふ志子 ・著者紹介 ・〈著者寸言〉藤森 明 
 *一般紙報道記事 ・「しんぶん赤旗」 ・「朝日新聞」 
  ・「長野日報」 ・「諏訪市民新聞」 ・「長野日報」 ほか 
 *実行委員会ニュース ・〈顕彰の碑建立に向けて〉木島日出夫 
  ・「赤旗」潮流に載り、反響大! ・記念式典大要 

《第3部 思い熱く》…………………………………………………… 53
 *『こころざしいまに生きて』感想文・ほか 松延秀真 大山次郎
   湯沢和子 ・歌「ただひとすじに」作詞作曲=後藤多美子
 *各種機関紙誌転載  牛山靖夫 宮田哲夫 小口広登 喜田ひとみ
   ・エッセイ〈民衆史を歩く〉藤森 明

《第4部 エピソード・資料編》……………………………………… 91
 *千代子掘り起しのスタート、山岸一章さん関係資料
  ・〈信濃路〉山岸一章  ・〈山岸一章さんと私〉塚田一敏  
  ・〈伊藤千代子へ土屋文明の追悼歌〉山岸一章 
 *囚われた獄舎での生活ぶり ・原菊江著『女子党員獄中記』
 *土屋文明=人と作品 千代子を詠んだ歌の背景 新すわ編集部

第2号

 
《第1部 碑建立その後・千代子の周辺》……………………………1の1
 *建立1周年記念集会―命日に墓参りと懇談の夕べ‘98
 *〈千代子のことなど〉 高林徳江 関 勘正 金子盈造
   北沢敏郎 宮坂淑子 古屋やす子 伊藤吉平
 *〈山宣会での講演〉三沢 実‘98 

《第2部 特集=藤森 明さん逝く ‘99,4,10》……………2の1
 *〈追悼 藤森明さん〉小池よし子 三沢 実 向井高治
   森山良子 中根志づ子 小林若子
 *〈夫・藤森明を語る〉藤森美砂生  *〈父の姿に〉藤森丈明

《第3部 資料は語る 千代子の軌跡・千代子研究》………………3の1
 *写真=中洲尋常高等小学校卒業時のもの
 *千代子自筆の手紙・はがきなど
 *松木ムメヨさん寄稿文〈獄死した友の思い出〉「南日」‘76
 *『女子党員獄中記』より抜粋 〈千代子さん〉原 菊枝
 *〈伊藤千代子姉を偲ぶ〉平林せん
 *救援会諏訪支部準備会・日本製糸労働組合=[声明]
 *〈伊藤千代子追悼録をめぐって〉東 栄蔵 
 *千代子研究の現状と課題―「新すわ」連載記事
  ・千代子救援の底流=原菊枝と難波英夫 ・山一争議支援の千代子
  ・木崎争議支援の原菊枝 ・発禁本『獄中記』の発見 

《第4部 碑建立にかかわる記録》……………………………………4の1
 *〈恒常組織への発展的解消〉三沢 実 (年表)建立のあゆみ
 *遺稿=〈伊藤千代子 いま輝く〉藤森 明 

第3号

第3号は品切れです
本の表紙 記念誌「今、新しき光の中へ」第3号―『今、新しき光の中へ』
土屋文明の短歌が歌曲に―


《第1部 文明の短歌が歌曲に―世界に発信》……1の1
 *中村洋子コンサート参加記
 *楽譜=「こころざしつつ」「たかきよを」
 *中村洋子さんインタビュー ―伊藤千代子の遺志つぐ―
 *伊藤千代子を歌う三つの歌曲 ―ジュネーブ発― 

《第2部 千代子研究の進展と資料―現代に生きる千代子―》……2の1
 *伊藤千代子研究にまた光 ・松澤病院での臨床記録が出現 
  ・藤田(小口)廣登研究紹介
 *記念講演抄録=〈伊藤千代子の生と死〉東 栄蔵
 *〈現代に生きる伊藤千代子〉小口廣登「しんぶん赤旗」 
 *維持法と拘禁精神病=秋元波留夫さんインタビュー 
 *幼なじみの目を通して見た千代 松木ムメヨ

《第3部 寄せられたうた・ことば―千代子につながる心―》……3の1
 *〈追憶〉塩沢富美子 ・『ケノクニ』掲載短歌 (付)・関口昭雄さん
   小市草子さん、菊池みつ子さんからの手紙 ・〈ケノクニ吟行会記〉田村朝子
 *三沢さんへの手紙 樋口喜夫

《第4部 稀代の悪法 治安維持法―なぜ、長野県なのか?―》……4の1
 *治安維持法国賠同盟とは *治安維持法反対の大集会
 *藤森成吉氏の普選奮戦記 *3・15事件を糾弾する「赤旗」「無産者新聞」
*《弾圧五人衆》の悪業を報ずる「新すわ」
 *テロに倒れた山本宣治

《第5部 顕彰碑建立、その後―こころざしを継承して―》………5の1
 *伊藤千代子没後七十年記念行事 「こころざしの会」結成へ
 *墓前・碑前祭でのあいさつ
   関 勘正さん 赤沼安雄さん 伊藤善知さん 石坂千穂さん 
 *メッセージ(藤森 明)
 *「会」の活動、その後  墓参と語る会、トーク &コンサート 

第4号

第4号は品切れです
本の表紙 記念誌「今、新しき光の中へ」第4号―『今、新しき光の中へ』
伊藤千代子生誕100年―

   1905(明治38)-2005(平成17年)
・肖像写真
1.伊藤千代子生誕100年 ・・・今新しき光の中へ
     --その清冽な生涯に想いは深く
  ・《紹介》記念講演講師 こんにちは澤地久枝です
             ・・・小市草子  ・・・高野うめ子
  ・「伊藤千代子を後世に伝えた歌」と土屋文明 ・・・内田一枝
  ・《紹介》近藤房美さんの「千代子を詠った文明短歌」評
  ・「いま千代子と語りたいこと」・・・広井陽子
  ・「伊藤千代子獄中にかかわる資料をめぐって」・・・東 栄蔵
  ・「伊藤千代子と9条」・・・秋元波留夫
  ・「伊藤千代子とかかわった先人達 (素描)」・・・成澤榮壽
  ・「『イエローローズ・伊藤千代子の青春』出版以後」・・・葛城誉子
  ・-伊藤千代子ルネッサンスの年へ-
     「時代の証言者 伊藤千代子」を書き終えて・・・藤田廣登
  ・「新しき光を目指して歩んだ人々の連なり」・・・碓田のぼる
  ・《紹介》伊藤千代子の最後の手紙の公開に尽力した・・・畠山忠弘さん》
  ・《紹介》「伊藤千代子を歌う三つの歌曲」演奏活動つづける・・・中村洋子さん》
2.千代子の生涯・・・生きざま/エピソード
     --こころざしいまこそ大河に
  伊藤千代子の生涯 ・・・略年譜
3.顕彰碑建立&顕彰運動史
  ・《カラーページ》碑正面全景・碑からの眺望・建立記念式
  ・文明自筆三首拓本(縮小コピー)/・伊藤千代子顕彰碑文
  ・源流を見守りつづけた人々(顕彰運動史)
            [千代子研究史も兼ねる]・・・年表
4.『記念誌』3号から4号へ
     -2002~2005年の記録-
  ・ホームページ解説
  ・伊藤千代子顕彰碑案内
  ・土屋文明 諏訪の居宅
  ・あとがきにかえて

第5号

本の表紙 記念誌「今、新しき光の中へ」第5号―『今、新しき光の中へ』
生誕100年記念事業記録集―


・写真ページ 1頁
  (カラー 澤地久枝さん 文化センター前庭にて)
・裏面 詩:地しばりの歌 畠山忠弘作
1.プロローグ(prologue) [準備情報資料]
  ・事業計画企画立案・決定経緯
  ・宣伝ちらし等
  ・実行委員会ニュース
  ・新聞広告
  ・新聞報道
  ・「栞」 記念事業案内 プログラム 澤地久枝さん紹介

2.墓前・碑前祭
  ・開会あいさつ 昔の時代に戻らぬよう ・・関勘正
  ・あいさつ    新たな誓いの場に ・・・木島日出夫
  ・メッセージ   澤地講演に大きな期待 ・・・山田勝文(諏訪市長)
  ・お祝い(電報) ・・・宮坂勝太・小林千代子
  ・あいさつ    永く伝えていってほしい ・・・小市草子
  ・あいさつ    千代子に代わって ・・・伊藤善知
  ・閉会あいさつ 幸せを望める社会を ・・・上田秀明
  ・メッセージ   千代子生誕100周年に想う 。。。秋元波留夫
    ※ 寄歌   伊藤千代子生誕百年の集いに・・・小市草子

3.記念講演
  ・講演録 講師 澤地久枝
    「証言者としての伊藤千代子」  
    ・パート1 (戦前) (1)千代子  (2)中国
    ・パート2 (戦後) (1)日本  (2)千代子
  ・講演会アラカルト & さまざまな余韻
    ・澤地久枝さん 7.17同行記 ・・・大西健介(諏訪市)
    ・澤地さんが玄関に貼りだした「ポスター」のこと ・・・編集部
    ・満洲国関係地図 ・・・柳条湖事件・盧溝橋事件・水曲柳開拓団等
    ・講演アラカルト(用語について)
    ・伊藤千代子略年表(社会動向も)
    ・もう一人の澤地さんを発見しよう!-映画「戦争と人間」について ・・・編集部
    ・澤地さん跋文『女子党員獄中記』について
     &澤地さん近刊書案内(概略紹介) ・・・編集部
    ・”さまざまな余韻”(6)”無題” ・・・後藤サキ子(諏訪市)
    ・感想《寄稿》 ‥‥牛山靖夫(岩手県盛岡市)
    ・諏訪への旅
      ー伊藤千代子生誕百年記念行事に参加して ・・・外尾静子(北海道)
    ・伊藤千代子さんの墓碑にお詣りして ・・・渡辺富士子(東京江東区)
    ・二人の共産党員、その生誕百年記念 ・・・永井瑞江(上田市)
    ・千代子探索事始めの頃のこと  ・・・塚田一敏(諏訪市)

4.パネル展
  ・パネル《縮小版》による千代子の生涯概要
   ・生い立ち、学び舎 ・千代子直筆の手紙など ・千代子のたたかい
   ・暗黒の歴史への序曲 ・稀代の悪法、治安維持法の成立
   ・弾圧にかかわった人々 ・3.15弾圧を糾弾する赤旗、無産者新聞
   ・千代子、3.15事件の激流の中へ  ・獄中での輝けるたたかい
   ・やみがたき千代子への思慕   ・弾圧への医学のまなざし
   ・怒りと悼みは時代をこえて
  ・同時代に生き、闘い、仆れた人々紹介
   ・伊藤千代子 ・高島満兎  ・田中サガヨ  ・飯島喜美
   ・平林せん ・村上多喜雄 ・有賀勝・芳枝  ・藤森成吉 ・小澤路子
  ・伊藤千代子最後の手紙
   ・伊藤千代子最後の手紙 公開にあたって ・・・畠山忠弘《赤旗》
   ・伊藤千代子最後の手紙、出現 ・・・三沢実《新すわ》
   ・手紙 4通 ・・・《自筆のものではありません》
   ・獄中書簡公開によせて ・・・藤田廣登《赤旗》
   ・寄稿『北に広がる千代子のこころざし」 ・・・畠山忠弘(北海道苫小牧市)
   ・詩「ヂシバリの花がゆれている」 ・・・高橋篤子(北海道白老町)
 
5.全国交流会
   ー全国参加者交流のつどい (於 ぬのはん)
   ・挨拶  ・畑田重夫  ・東 栄蔵
   ・乾杯斉唱 挨拶  ・松原 勝
   ・挨拶 ・外尾静子
   ・第二部での登壇者からの寄稿文(順不同)
    ・千代子に学ぶ ・・・伊藤安治(青南会員 名古屋市)  
    ・杉並ピースウォークで千代子に出会えました ・・・山北敦子(杉並)
    ・タコツボ兵、生還したが… ・・・酒井 広(元NHKアナウンサー)
    ・多くの出会いに大満足 ・・・三宅淳子(大阪) 
    ・諏訪二葉高校同窓生として伊藤千代子を想う ・・・三ツ橋紀代子(諏訪市)
    ・先輩が築いた校風、改めて実感 ・・・井口真実(川崎市議)
    ・千代子さんの志を受け継いで ・・・早川美和子(東京女子大同窓生)
    ・伊藤千代子のこと ・・・寺島清文(歌人 埼玉県)
    ・継ぐ者たち ・・・池田博穂(映画「多喜二」監督)
    ・「特別寄稿」歌って私を忘れないで ・・・中村洋子
   ・CD(中村洋子 幸せ願い歌う/伊藤千代子を歌う三つの歌曲)紹介

6.エピローグ(epilogue) [事業の反響・まとめ等]
   ・伊藤千代子生誕100年記念事業を終えて ‥木島日出夫
   ・行事報道
     「新すわ」・「赤旗」・長野日報」・「市民新聞」・信濃毎日新聞」・朝日新聞」
   ・「伊藤千代子こころざしの会ニュース 2006 新春号」
   ・事務局長報告 ・・・(同右 裏面に掲載)
   ・「伊藤千代子こころざしの会」入会のおさそい
   ・伊藤千代子に関わる各種著作・発行物
   ・各地の伊藤千代子顕彰・研究活動グループ
   ・編集後記
・裏表紙  ・・・伊藤千代子墓所・顕彰碑案内図

上記資料等入手方法のご案内


『こころざしいまに生きて』 藤森明著 学習の友社
               1,000円 送料はお問い合わせ下さい
    (書店にても特別注文により入手可能です。(1,000円))

記念誌『今、新しき光の中に』 第1号第2号合併誌
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記念誌『今、新しき光の中に』 第3号 品切れ
記念誌『今、新しき光の中に』 第4号 品切れ
記念誌『今、新しき光の中に』 第5号
               500円 送料はお問い合わせ下さい
その他の組み合わせについてもご注文承ります。お問い合わせ下さい。

注文先 伊藤千代子こころざしの会 会長代行 藤森 守
             電話・ファックス 090-4022-7608
             E-mail : 伊藤千代子こころざしの会へ

 
命あるものはみんなあらん限りに生きようとしているのですね・・・千代子最後の手紙より